遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

誰もが通る道だけど。。。まだまだ続いていきます。

まだまだ気持ちの整理がつかない

父が亡くなったとき、母も大怪我をしてしまい、
父に続いて、母まで同時に失ってしまうかも。。。
と感じたときの恐怖。喪失感。
本当に怖かった。

だからこそ、母との時間は大事にしたい。

でも、母の時間と私の時間の進むスピードが違いすぎて、
私はついて行けてない。
もっとゆっくり、もっとゆっくり!!と願うばかり。

誰もが通る道

気丈に独り暮らしで頑張ってくれる母。
村の人たちは、優しいときもあるけど、底意地の悪い時もあって、そのたびに母は傷つき、嫌な思いをしている。私が一緒に居ればいいのだろうけど、その勇気が持てずにいる。

私が大阪を引き払って、母とともに暮らすか、
母を大阪に引き取るか。。。。
どちらにしても、一緒に暮らすことを考えなければ。

父が存命だった頃は、
施設に父がいるというだけで、
今までの暮らしと何の変化もなかった。

今は。。。。

母はすっかり気弱になり、怪我をして動けなかったことがきっかけとなって何をするにも不安に感じて自信を失っている。
生きる希望や楽しみを見つけることができずにいる。
自分の居場所が、生きがいがないと思っているのだ。
あれこれご注進くださる人のコトバに影響されやすくなって、自己否定ばかり。
父の遺骨が家にある間はしっかり守らないとと思ってくれているようだけれど、遺骨をお墓にいれてたあとはどうなってしまうのだろう。。。。

私自身もフッと父のことを思い出して、胸が苦しくなる。
涙がツーッと流れてくる。
悲しいというよりは、喪失感・不安感・さみしさ。
ダメな自分が情けない。
そう思いながらもダラダラとやる気なく無為に過ごす日々。
人付き合いも面倒になって、引きこもりがち。
どんどん負のスパイラルになってる。。。

親を失うことは誰でもが通る道で、私の知っているあの人もこの人もみんなみんな体験済みなのに、元気に生き生きとされている。みんな、どうやって乗り切ったのだろう。。。
私はまだ胸に重い石をのせられたようにドヨ〜ンとしたまま、何もできずにいる。

単なる甘え。そういえばそうだ。
でも吹っ切ることができない。
乗り越えることができない。
どうしたらいいんだろう。