遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

何をしたいのか考えてみる

田舎の家には、母の手仕事がたくさん溢れている。
壁飾り、棚に飾ったお人形、食器棚にはカトラリーを仕切る小箱…
あちこちに母の手が優しい気持ちと一緒に行き届いている。

父と母が第二の人生を過ごした家。
父亡き後、母がひとりで頑張って守ってきた家。
ボロボロになってしまうのは忍びない。
人手に渡すのも嫌だ。

母の頑張りを、優しい心づかいを守りたい。
残していきたい。
そうか!
母を感じることができるこの田舎の家が大好きになっているのだ!

今の私は、

田舎の家を今の状態で守りたい!

って思ってる。
私の次はどうするかはまだまだ考えられない。
私と同じように、この家を大切に思う気持ちを引き継いでくれる誰かが現れてくれるように工夫していくことだろう。

そのために私がやるべきことは何だろう。


いいなって思って貰うためには、屋敷の手入れは必須。
でも、これには相当費用がかかる。
便利にできるところはどんどん改善して便利にスタイリッシュにしていきたい。
そうなると経済的なゆとりが必要になってくる。
また来たいと感じる魅力をつくらなくては。

2拠点移動と母の心配で本業もそっちのけになってる今、もう一度自分の経済基盤をしっかりさせないといけないな。でも、年をとってくると集中力、気力、体力が落ちてきて、若い時みたいな作業量をこなせない。売上を確保するために、従来どおりのやり方で営業をかけて仕事を取れても思うように仕事をこなせないだろう。

なにか新しい仕組みを考えねば…
何か…

私自身も前向きに、新しい1歩を踏み出して行かなければいけないんだな。
残された時間はそう多くない。
効率よく進めないと。
よくよく考えてみよう。