遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

環境はどんどん進行していく。。。

4月24日に母の運転免許の更新のための適正チェックがあるというので、福井へ行くことにした。


父はショートステイに行ってもらったため、母がひとり、初めての講習で不安になるかなぁと案じていたけど、福井に行ってきいてみると、もうすでに何度も受けているとのこと。

なぁ〜んだ。。。知らなかった。。。

75歳以上になると3年ごとに適正検査を受けなければならないらしい。
検査をうけるのに790円。

検査の結果は。。。
惜しくも講習を受けなければいけないレベル。
はじめて引っかかったらしい。
母もちょっと残念そう。 

後日3時間の講習を受けると、
免許の更新が可能になる。
講習費約8000円なり。

高齢者に結構な費用を負担させるんだな。
年金暮らしには痛い出費。
でも、こんな僻地では運転免許は必須だし。。。 

講習は6月。
予約も済ませたので、ひと安心。

あとは、父の入所について母の本音をきくこと。
父の入所後は、母がひとりで田舎の家に住み続けるのはどうかなと思っているので、そのことをズバッときいてみた。
事前に姉とも相談して、母が一人暮らしが心細いなら、両親ともに大阪にくるようにしてもいいと思っていた。

母は。。。
父が入所しても福井の家に住み続けたいから
父には福井の施設に入所してもらいたい。
ひとりになったら、庭仕事を心ゆくまで楽しみながら自分のペースで暮らしてみたいとのこと。
そのあとは、自分も福井の施設に入所できたら。。。
とチラッと本音を漏らしてくれた。

でも、母の方も認知症になりつつあるみたい。 
明日の予定がどうなっているのかわからなくなったり、
約束の時間から逆算して出発の時間を決めることができなくなったり。。。 

今回は、そんな母の姿をみて悲しくなってきた。
いつも元気で明るい母が、少しずつ衰えてきている。
今のところ、毎日電話で話すしか出来ない私。

もっともっと、ゆっくり、ゆっくり変化して!!
少しでも元気で安らかな気持ちで過ごせる日々を長引かせて欲しいと心から願うばかり。