遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

決めるのは自分のほうだった

母に「一緒に暮らすことが目標だよ」って話したものの、
どうすれば実現できるのか考えていた。

★目標を作ることで生きる意欲になって欲しい…

★母の状態がもう少し回復してくれたら…
 せめて、口から飲むことが出来たら…
 ベッドの上に座ることが出来るようになったら…

そんな風に考えていたけど、問題はそこじゃない!って気づいた。
母の状態によって決めるんじゃない。
私の状態が受け入れる体制になっているかが問題なんだと。

今のままじゃ、共倒れ間違いなし。
母と一緒に暮らすなんて、単なる無謀なチャレンジでしかないし、
母にとっても私にとっても苦しいだけになってしまう可能性が大きい。

じゃぁ、どうすれば…???

しっかりとしたインカムの仕組みをつくらなきゃ!
収入を得ながら、母と過ごす時間もたっぷりと取れるように、私の生き方を見直す必要があるんだ。今までは仕事が最優先で、仕事ばっかりやってきた。作業量=収入に直結する仕組みになってる。ここ数年の遠距離介護で、仕事に割ける時間が徐々に減り、私自身も仕事に集中できる気分じゃなくなってしまって、どうしても仕事に身が入らない。そんな状態が続いている。これから先どうしよう。もう一度、気を引き締めて仕事を取りに営業に回るか…

なんか違う気がする。

第一に若い時みたいに体力的に無理が利かないのに、ガツガツ仕事をとってもなぁって思えてしまう。何かないか…何か…私にできること。いい年をしてゼロからの出発は厳しい。だったら今までの経験を元にしたことで、今まではと違う働き方を考えてみよう。今までの経験分スタート位置が有利になるはず。

そう気づいたので、昨日の面会で母にそう告げた。
一緒に暮らすことが私の最大の目標だけど、
今のままでは残念だけど無理だと思うこと。
一緒に暮らすために、
そして、母と一緒に過ごす時間を増やしたいから、
収入を得る方法を変えていこうと思っていること。
それが出来るまで待ってて欲しいと。

母は「わかった。ありがとう」といってくれた。
けど、なんだか元気がない。
スタッフさんが、よくおしゃべりしてくれる日もあるけど、気分のアップダウンが激しくてねぇ。。。という。今日のスタッフさんは少し感じの悪い人だった。

これから先、どこまでできるかわからない。
でも、できる限りのことをしていきたいと思う。
母のために、そして、なによりも自分のために。
自分の人生を生き抜くために。