遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

父の入所プラン

父の入所について。
ケアマネさんの所属のH施設。ここは古くからある施設で料金もリーズナブルなので人気。ただ、父が帰省する原因となった父の兄の終の棲家となった場所でもあるので、父からすれば「自分も同じ末路をたどるのは絶対に嫌だ!」と思っていて、拒絶反応がきついので、いままでショートステイに利用したことはない。 

いまショートステイに利用しているのは、M施設。
ここの施設長の女性と母が意気投合。父も機嫌良くすごしているよう。

先日、福井へ行ったときに両方の施設を見学してきた。
さすがにH施設は、歴史があるだけあって、建物も古く、室内も採光が低くて暗い感じ。
それに比べて、M施設は建物も新しくてキレイだし、室内も明るい。
スタッフの表情も明るい。 

ただ。。。
ベッドの空きがでそうなのは、H施設のほう。
M施設はいまのところ満室。
M施設によると1年以内には入所できるパターンが多いけれど、保証はできない。

精神的にも肉体的にも、ギリギリになって頑張っている母に、
あと1年それを続けてくれとはどうしてもいえない! !

でも、父の終の棲家には、少しでもキレイで快適なところに行って欲しい。。。
できればM施設に。 

悩む私に、友人がズバッとひと言。

「お母さんの体のことを最優先にするべきだよ。 」


認知症が進めば、
お父さんの方は自分がどこにいるのかもわからなくなってくるし、
はじめは文句を言ってもそのうち慣れてくるから。。。
それよりも、無理しているお母さんを
一日でもはやく介護から解放してあげることが大事だよ」 

それで、心が決まりました!!

 

H施設でも入所が早まるならお願いしよう!

 

5/14からロングショートステイという新しいスタイルに挑戦する。
これは30日ごとに1日だけ帰宅するシステム。
まず、これでH施設へ行きながら、ベッドの空きがでるのを待つとのこと。
M施設の方に空きがでれば、そちらへも入所できるかもしれないらしい。

いよいよ、母のひとり暮らしが始まる。

母にもデイサービスに行って欲しくて、
介護保険の認定を受けるように勧めたところ、
かかりつけ医に相談しても
「誰でも老化で物忘れしたりするもの。その必要なありませんよ」
といって取り合ってくれなかったというので、
ケアマネさんにお願いしてみようと思う。

新たなステージのはじまりだ。