遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

何もできない「もどかしさ」

昨日は、珍しく夕方に母から電話。

なぜか父がダイニングテーブルをひっくり返し、
それを元に戻すために、
老人2人でやっさもっさ苦労して
なんとか元通りにできたから、
ホッとして電話してみたという。

あんまりにも、テーブルが重くて、
うまくいかないので、もうあきらめて、
ご近所さんに助けを求めようかと思ったけれど、
なんとか自分たちだけで元にもどせてよかったー!
と、本当にホッとした様子。 

横から父が
「あー、それはよかったですね」
「○x※!-?★…、それは、あっているの?」
とベラベラ話している声がする。 

母は少しイライラした口調で
「また、訳のわからんこといってるわ。。。」
「わたしが、パンツ交換させてねといっても絶対に動かないし、
足をクロスさせないで!足を平行にしないとうまく立てないから…
と言っても足は動かさないのに、
あんなに力がでるんだね〜。びっくりした。
動かないのは弱っているからじゃないんだわ。」 

と、ひとしきり愚痴ってた。
うん、うんとひたすら聞き役の私。

父と母が二人で、重いテーブルを持ち上げて
必死に元に戻す姿を想像して、
胸が痛くなった。

さぞ、苦労しただろうな。。。
近くにいたら、すぐに行って手伝えたのに。。。 

車椅子に乗せてかかりつけの医院まで送迎してもらうには、
新たに施設との契約が必要だとケアマネさんに言われたそうだ。

ケアマネさんと契約書を作成する日は、
母が運転免許の更新に行く日。
私がそう言うと母はポツリ、
「最近、自分も物忘れがひどくなって…
料理の段取りや手順もおぼつかなくなってきた。
自分がどうなるのか不安。。。。」

あぁぁ。。。、胸が痛む。。。