遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

やっぱり不安になってきた

最近はだいたい朝9時半ごろにフェイスタイムで話しができるようになった。
ちょうど朝のリハビリが終わる頃だ。

今日は少しご機嫌斜めみたいに見えた。
でも、話し出すとニッコリ笑ってくれる。
うれしい。


「顔、見えてる?」と聞くと「うん」とうなずく。
返事はどこか他人行儀で私のことが本当にわかっているのかどうかはわからない。
田舎の家の話しをするとだんだん母の顔が暗くなっていった。
そして
「もういいから。たいへんやねん」
と投げ出すように言って、
もう通話を切って欲しいという。


私は仕方なく
「じゃぁ、切るね。バイバイ」
と言って通話を終えた。

 

母は田舎の家に帰るのはイヤなのだろうか。
大阪に来た方がいいのだろうか。
田舎の家で世話をしようと決めていたけれど、
またまた気持ちが揺らいでしまう。

母に会って直接きくこともできないまま、
なにもかも自分たちで決めなくてはならない。
母に重い決断はさせたくないけど、
希望があれば叶えたい。
どうすればいいのか、心のモヤモヤは晴れない。

また、自問が始まる。