遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

介護レベルの再判定

毎朝、母から電話をもらう。

時間はマチマチで、しかも、父の目を盗んでこっそりかけてくる。
電話で話をしていると、父が不機嫌になるからだ。

リビングで父が寝ている間に、母は洗濯場に来てかけてくる。
ゆっくり話せるときもあるけど、話の途中で父が母を探しに来ると「プツン」と通話は切れてしまう。
無理しておしゃべりして、機嫌の悪い父の相手をしなければならないよりは、途中で切った方がその日一日が過ごしやすいだろう。

母の話では、玄関に置いてあった父のつっかけがなくなっていて、何処をさがしてもみつからないそう。
父がつっかけを履いて、新聞受けにいったのは見たけど、そのあと、つっかけがなくなったらしい。
数日後にどこかから出てくるだろうな。
最近の父は、掃除魔になっていて、なんでも「捨ててしまえ!」らしい。
もともとプチ・潔癖性 だったので、その傾向がでてきたみたい。

 

昨日は、介護レベルの再判定をしなければならなかったらしく、職員の方が来て父にいろいろと質問したそうだ。
「生年月日」や「住所」「今は何日?」「今年は何年?」「今の季節は?」などなど

でも、
「…わかりません…」
「よくわからない…」
という答えしか出ず、そのうち
「なんでこんなことに答えないといけないんや!!」
と怒りだし、職員の方も
「今日はこの辺で帰ります。続きは電話をしますので。。。」といって帰って行ったそうです。 

体はの調子はよいようだが、幻覚・妄想がひどくなり、手洗いもひとりではできず毎回母が取り替えている状態。
現状は「要介護3」だが、結果はどうなるか。。。。