遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

いつもと同じ

ここ数日は、とくに事件もなく母からは「いつもどおり、元気にしてまーす」という短い電話がある。

数日前から父が便秘なので下剤を1錠のませたが、翌朝になってもまだ出ないので、翌日の夜にさらにもう1錠下剤を飲んだら、しっかり出たとのこと。

父はもう排泄が自分ではうまくできないので、母が全部面倒をみている。
一日に何度も紙パンツを変え、大抵、服も濡れてしまうので、着ているものも全部着替える。
夜だとシーツまで濡れていることもあり、そうなったら、シーツも交換。
そして、汚物をゴミ置き場に捨てて、汚れた衣類やシーツの洗濯。

ほんとうに母には頭が下がる。
少しはラクをしてほしいけど、今のところ代わりにやってくれる人はいないので仕方ない。
父も私には絶対に排泄のお世話をさせないだろう。。。
もっと認知が進行して私が誰だかわからなくなるまでは。。。 

昨日は、ご近所の方が駐車場前に積もっていた雪を除雪機でゴソッと取り払ってくれたそう。
「きっと、駐車場から車をだせずに困っているだろうと思って、雪を取っておきましたよ」と電話で知らせてくれたという。 いままで、積もった雪がコチコチに凍って、雪かきもできず、車を駐車場から出すことができなかったが、「これでいつでも出かけられる!」と母は大喜びしていた。 

今回は、ご近所の方が、気がついたことを少しずつやってくださって本当にありがたいと思った。
決して無理して頑張ってるわけでもなく、自分たちにできることをできる範囲でやってあげる。。。さりげない思いやりって素敵だな。ちょっぴり、心が温かくなった。