遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

悲しい思い

ショートステイが事なきを得て無事終わり、
普段の生活に戻って数日。
昨日ケアマネさんが尋ねてきて、
2回目のショートステイを来年1月15日か16日あたりに決めたという。
いいことだと思う。
できれば月に1〜2度、コンスタントにできるようになればいいと思う。 

初のショートステイ後、
すーっと静かに普段の生活に戻り
表面的には何も変化はない。

けど、母からの電話によると、
父は母の後をずーっとついて回って
「早く休め」
「暖かいストーブの側で休憩しろ」
「なにもしなくていいから、ゆっくりしろ」
と、動かないようにとせっつくらしい。

ときどき「私の家内は何処ですか?」と母に尋ね、
夜はタップリとおねしょをしてしまう。

滞在先の施設では、
おとなしく言われるとうりに過ごしていたという。
食事にはほとんど手をつけていなかったことを除けば。。。

家に戻ってきてからは、
お腹がすくと
「お母さん、食事! なにか食べさせて!」と言いながら、
ダイニングテーブルをパンパンと
手のひらでたたいて食事の催促をするという。
施設で食事を取らなかったのは、不安からか、単にまずかっただけなのか。
それはわからない。 

でも、父はショートステイのことは一切何も言わない。。。
そこには触れない、というか触れたくないのだろう。 

きっと、母の体調が悪いと思い
心配すると同時に不安になっているのだろう。
自分がどうなるのか、寂しい気持ちや不安な気持ちを
押し隠して、グッと我慢しているのだろうか。 

あれこれ心中を考えていると、
すごく切なくなる。。。。
そして、なにもしてあげられない自分が情けなくて
悲しくなってくる。。。