遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

その後

今朝、母から電話。

あれからどうなったかなぁ。。。と心配していたが、
こちらから下手に電話をかけて、それがいらぬ刺激となって、
再び怒りの感情を煽ってしまうかもしれない。
以前にもたびたびあったので。。。 

だから、気を揉みながら、母からの電話を待った。

母の声は、多少の疲れはあるものの、明るい感じだった。

翌日の午後には怒りは収まり、
すべてをすっかり忘れている。
私に電話をしたことも忘れてしまっているとのこと。

最近の様子は。。。。

○数日前に便秘をしていたので、
病院でもらった下剤を飲ませたら、
ユルユルの便が大量に出て紙パンツの交換が大変だった。
1回目は、床に寝たまま替えて欲しいと言い張るため、
試してみたが便が緩すぎて、床のカーペットや服や汚れてしまい、
途中で諦めて、尿漏れパットをあてがって風呂場まで移動したらしい。
2回目は、さすがに自分でもユルユルの便がみえたらしく、
そーっとお風呂場まで移動してお着替え。
ちょっと薬が効きすぎたと母は反省していた。 

○最近、以前より幻覚が激しくなってきた。
「誰か人が来た」「母のベッドに誰か一緒に寝ているのは誰や!」
「私の家内は何処だ?」と母に聞く。
「兄(数年前に他界)はどうしてる?」「兄は食費などお金を支払っているのか?」
「近所の家に誰か走って行った!見てこい!」
「誰か家に来ているだろう。食事の用意をしないと!」
電気ポットやポットに指してある電源コードを指して「何か危ないものがある!」etc….

○県立病院へいってから、テレビの画面を見るようになった。
それまでは画面を見ることさえしなかったのに。。。

○夜遅くまで眠らない。明け方トイレに起きてから寝ずに、家の中をウロウロしている。
その内「いつまで寝てるんや!さっさと起きて働かんかーーー!」と怒り出す。
夜中だとか明け方だとか説明してもわからないようだ。 
「夜は寝る」という概念がないようだとのこと。 

○今朝は、眠れずウロウロしているときに、キッチンの窓から郵便受けに新聞が入っているのを見つけたらしく、自分で玄関先にある郵便受けの新聞を取りに行っていた。大きな段差に躓くことなく、チャーンとつっかけを履いて出ていたそう。
足腰は病院に行く前よりも丈夫になったみたいとのこと。

やはり、床屋効果はまだ健在のようだ。
いい風に有効だといいのだか。。
とにかく、怒りがおさまってホッとした。
しばらくは安全に暮らせそうだ。