遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

今回のショートステイは無事終了

前回、大失敗だったからすんなり行くかどうか不安だったけど、無事に施設へ向かってくれたそう。
血圧を下げるお薬がなくなりかけていたけど、病院にいくのは断固拒否。
仕方がないので、母が機転をきかせて、ショートステイ前にお薬をストップして、ショートステイ中にちょうどなくなるように配分を工夫。
ショートステイからの帰りにかかりつけの病院へ送ってもらい、そこでお薬を処方してもらうという段取り。

今回も2泊3日なので、戻ってきてから
「なんであんなとこいかなあかんのや!!」
と不機嫌になるかと不安だったがそれもなく、無事に終了。

ショートステイ中には、
母が少しでも家事から解放されるようにと、
「お赤飯」「炊き込みご飯」「いなり寿司」「だし巻き玉子」「サンドイッチ」「ケーキ」「インスタントコーヒー」を送った。 
食べるものがたくさんあってラク〜と母は喜んでくれた。

父がショートステイから戻った日。
それまでは食が細くてほとんどおかずだけしか食べないと母が心配していたが、ごはんもおかずもキチンと完食。
その後「疲れた〜」といってリビングの床にゴロンと横になり、そのまま熟睡モードに。。。
途中で母が何度も手洗いへ行くよう起こしてみたが
「まだ大丈夫」「汚れてない」
といって全く動かず。やむなくそのままにしていた。

母はしばらくトロトロっとしてしまったらしく、
父に起こされて気がつくと服も、床の絨毯も、フワッとかけていた夏布団も、なにもかもビショビショに濡れていて、その上、便までも。。。
何から手をつけていいか頭が真っ白になったらしい。
父にシャワーでサッと流そうといっても「ここでいい!」と風呂場に行ってくれず、結局リビングにゴミ袋を広げて体を拭いて着替えさせ、汚れたものを全部ゴミ袋へ。もうヘトヘトになったと愚痴っていた。

母は先月から尿に糖が下りているといわれていたので、病院にいったついでに看てもらってきたそう。
トイレもずっと近いので、自分でもどうかしたのかなぁ。。。と思っているという。
今回の結果は、尿に濁りと血尿があったらしい。
ひとまず病院でお薬を処方してもらったから、それを飲んで様子を見るといっていた。

母の疲れも尋常じゃないだろう。
体調が心配だ。何もなければいいけど。。。

そうなると、またもや

「私が福井へ行った方がいいのか。。。」

という気持ちがムクムクと湧いてくる。

何もできない罪悪感、なにもかも母に押しつけていることに対して申し訳ない思い。
自分に何ができるのか。何を優先すべきなのか。
いったんは決心したはずなのに、またもやグラついてくる。
自分の気持ちも、仕事もなにもかも中途半端。
そんな自分が情けなくなる。

母の助けになりたい!という思いが強い反面、
福井へ行く前にやることがあるだろう!
という心の声もきこえてくる。
そう、経済的に安定した基盤をつくること。
大阪でも福井でもどこでも自由に動けるような余裕。
やはり、まずはそこからかもしれない。