遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

母の苦労は続く。。。

昨日は、朝一番と夜11時ごろの2回電話があった。

父が入所している施設から連絡が入り、
くるぶしから下の足の部分が腫れてきたので、
近くの病院まで診察に行って欲しいとのこと。

そこで、前回同様、母が車で施設まで行き、
施設で父と合流して送迎カーで病院へ。
でも、今回は近所なので移動時間は20分くらい。

母と父が病院へ行ったところ、皮膚科がメチャ混んでいた。
受付をすませ、問診票などの書類も記入し終えたのが
午前9時半〜10時ごろ。
そこからは、待つ以外の選択肢はないので、仕方なく待合室で待つことに。

待てど暮らせど、順番は回ってこず、
お昼を過ぎてもまだまだ呼ばれそうにない。
はじめは大人しかった父もだんだん退屈しだして、
大声をだしたり、動こうとしたり。。。

なだめすかして、誤魔化しながらようやく受診。
くるぶしから下の足がプーッと腫れていて、
痛みもあるらしく、父に尋ねると「痛い」という。

先生曰く、
「くるぶしからばい菌が入って化膿しています。
外科的な処置や内服薬は必要ないようなので、
お風呂での洗い方や薬の塗り方を教えます。
奥様が同居されていないのであれば、
施設のスタッフに病院まで来てもらってください。」

結局、翌日施設のスタッフと一緒に再来院することになった。

散々待たされてくたびれ果てた母は、
病院で会計するのを忘れてしまったという。

「どうぜ、明日も行くんだから、
まとめて精算したらいいやん」
と私は声をかけた。

母が少し不安定になっているように感じる。
この調子だと、認知症が一気に加速してしまいそうだ。
母になにか楽しみを見つけて欲しいけど、
いまのところ、いろいろなことができなかったり、
失敗したり、うっかり忘れてしまったり。。。
といった悪いことばかり気にして、

「わたしももうダメだわ。。。」

と嘆いている。
車の運転にも自信がないようだ。

「失敗したことだけを取り上げて悔やんでも、どうしようもないし、
失敗の影には、たくさんのちゃんとできたことがあるんだから、
ちゃんとできたことを褒めてよ!」

「うっかりミスや物忘れで失敗しても『あ〜こんなアホなことしてしもうた〜』って笑い飛ばして!!関西人なら自虐ネタにするよ〜」

「笑う門には福来たる」

って励ましてみたけど、少しは気が晴れたかな。