遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

久しぶりの訪問・お墓掃除と至福の時

8月9日(木)の午後、福井へ向けて出発!

夕方までには到着したいし、
父や母へのお土産やご近所さんへのお土産など
買い物も山ほど!!

午後1時には出かけたのに、
結局、サンダーバードに乗ったのは
午後4時でした。。。

 

<ご近所さんへのお土産品>
・大きめのお菓子 5箱+1
 ファウンドリー/FOUNDRYの季節のフルーツが入ったひと口サイズのパウンドケーキ
 http://www.foundry-karuizawa.com/brand/story/ 

・小さめのお菓子 5箱
 ヒビカ/HIBIKAのクッキー
 http://hi-bi-ka.com/item/gift/gift-summer_03-2/  

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ホロホロと口の中で崩れていく独特の食感とのこと。
パッケージもかわいくてお土産品にぴったり!!

<両親へのお土産品> 
すし萬の箱すし
・大井肉店 しゃぶしゃぶ肉 400g
・御座候 12個
モロゾフ プリン 6個

・ハビナース シャンプーナップ 30枚

ハビナース シャンプーナップ 30枚

ハビナース シャンプーナップ 30枚

 

これで頭を拭いてあげるとスーッとするので、気持ちよさそうだとのこと。
汚れも取れているみたいだし、抜け毛があっても
そのままポイッと使い捨てできるので後片付けも楽ちん。
夏場は超おすすめ。 


・驚異の防臭袋 BOS (ボス) Lサイズ

これも、もう定番になっているゴミ袋です。
夏場は特にニオイが気になるので、おむつを捨てる時には欠かせません。
これに入れると匂いません!! 

 

 夜7時前には到着でき、
さっそくお寿司を広げて夕食にしました。

「おいしい!」と喜んで食べてくれたので
私もうれしかった!!

 

お墓掃除

翌朝の父は、朝だけ機嫌がよくて、
朝食後はすぐにゴロンと床に寝転んだままで、まったく動く様子なし。
母はお墓に連れて行きたがったけど、
声をかけても「眠い」「行かない」というばかりで 
だんだん不機嫌に。。。

様子を見ているうちに夕方になってしまった。。。

翌朝、やはり父は動くのが嫌みたいだったので
私一人でお墓の掃除に行くことにしました。 

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お墓は鬱蒼とした山の中にあって、石段の広さは6畳から8畳くらいかな。
道から石段を登る斜面にはびっしりとドクダミはえている。
背面は急な斜面となっていて、杉が重なり合うように生えているので、
昼でも薄暗いところ。その斜面からもお墓の方へ雑草が伸び放題になっている。

 

去年までは両親と私の3人で、熊手や鎌をもって掃除してたけど
ついに今年は父は行くことができなくなってしまった。。。

でも、集落の中の親切な方が斜面のドクダミを草刈り機で刈り取り、
たっぷり乗っていた杉の落ち葉もあらかた片付けてくれていた。
なんて親切なんだろう!!!本当に感謝・感謝です。

あとは、墓石のコケを落とし、石段の上をきれいに洗い流し、
階段の汚れをとる。背面の雑草を刈り取る。
簡単そうに思えたけど、
実際にやってみると倒れそうになるくらい
ヘトヘトに疲れてしまった。

ハッカ油と蚊取り線香キンチョール(殺虫剤)のおかげで
ハチやアブは例年より寄ってこなくて、ホッとした。
ハッカ油の威力はすごい!!!

 

まずは、最重要任務が完了した。
よかったーーーーー!

 

 

母の後ろ姿

夜中の2時頃に母に起こされ、
父が暴れ出したのか。。。と、
びっくりして飛び起きる。

母は、父が眠れず部屋の中をウロウロして
つじつまの合わないことをブツブツ言っていると
話にきただけだった。

大声でそれだけ言うと
さっさと自分の寝室へ向かってしまった。。。

足早に部屋へと向かう母の後ろ姿に
なんだか今までとは違う「何か」を感じて
不安になった。

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至福の時間

ぺちゃくちゃと他愛もないおしゃべり。

母は毎日毎日父の世話でさぞかし大変だろう、
力不足で十分な応援ができなくてごめんね。

 

そんな話をしているとき、母がポツリと言い出した。


父は気分がコロコロ変わって、怒り出すと怖い、
まともなときと、おかしくなってしまうときと
バラバラで自分も変になりそうだけど。。。


たまに、気分が穏やかで意識も正常な時に
昔はこんなことがあったね。
とか、あんなことをしたね。
って歩んできた道のりを振り返って話をすることがあって、
長い時間をともに歩んできたんだなぁと、
そしてそれを分かち合えるのも、
やはり父となんだなぁ。。。
ってなんともいえないくらい幸せに感じるのだと。

母はこういう感覚を「至福の時」っていうのかもしれないって。

ここまで頑張ってきたからこそ
感じることができた最高の瞬間かもって。。。

そういう感覚を持つことができる母を
改めて尊敬したのでした。