遠距離介護が始まった…

突然起こった親の介護問題。なにもかも初めてで手探り状態ながらも、自分なりのスタイルを模索している実践記

恐怖と心配

今日、午後10時すぎ携帯が鳴った。

番号をみると実家の母。
「こんな時間に。。。何かあったのでは。。。」
と心臓がドキドキ。
慌ててスイッチオンにすると、電話口から父の声。

エーーーー!!!びっくり!!
昔からほとんど話もしないし、ましてや電話なんてしたことないのに。。。 

父:今何してるんや
私:今日はまだ仕事。
父:自分勝手なことばかりしてないで、ちゃんと人のこと考えろ!etc…
私:私だって、一生懸命がんばってるけど、そんなにすぐに結果がでないよ。。。とほほ。。。
父:中途半端な人間のくせに、おまえなんか何やってもあかん!ect...

そこから罵倒が始まり、
返事をすると更に怒りまくってしまう。
そばにいる母に被害がおよばないように
なんとか気持ちをなだめたいけど、
話をすればすれほど激高して収まらない。。。 

父の若いときからの悪癖、
ベロベロに酔っ払って絡んでいるときみたいになっている(汗)

どうしよう。。。。

そう思っていると、途中で母が電話を代わり、
「まだ、怒っているけどいったん切るね。でも、念のためしばらくは起きていてね」
といって電話を切ってしまった。 

このままだとそばに残った母へ八つ当たりして、
何時間も絡み続けるに違いない。
(昔は良くありました。朝まで説教コース)
下手すると、襲いかかるかもしれない。
母に何かあったらどうしよう!
母に危険が迫っていたら、どうやって分かるだろう。。。。

どうすることもできず、
ただ、ただ、悶々としているだけ。。。

3時間くらいたった頃、母から電話が。
ようやく寝たと。
そして、いやな思いをさせてごめんねと。 

やはり、その後も母に絡み続け、
「おまえなんか殺したろかー!」
とにじり寄ってきたそう。

怖くなった母はトイレに駆け込み避難。
怒り狂った父は、トイレの前まで追いかけてきて、
「いつまでトイレにはいっとるんじゃーーー!」と
ブツブツ文句を言っていたらしいけど、しばらくしてそのままリビングへ引き返したそう。

以前は、トイレのドアをこじ開けようとしたらしいけど、
今回はそこまでしなかったと胸をなで下ろしていました。

今回はこれで収まったけど、
これからエスカレートしていったらどうしたらいいんだろう。


母には、今度父が怒り狂ったらトイレではなく、
携帯電話と車の鍵をもって車へ避難して、
それでもひつこく追いかけてくるようなら、
ガレージのシャッターを開けて
車に乗って父が絶対に追いつかないところまで逃げて!
と頼みました。

そんなことが起こらないよう、母が怪我しないよう
それだけをひたすら祈るばかり。


悲しくて、怖くて、
自分がどう立ち向かったらいいのか。。。。
一番いやなところに触れられた気分。
いらない自分が情けない。
ちゃんとできない自分が情けない。
父の暴言は心に刺さりました。